上京ソウソウ 01
農村で働く出稼ぎ労働者の父親が、賃金を回収できないまま冷酷な雇い主に襲われ、危篤状態で入院することになった。借りた金を返せと決意したドンショソウは、思い切って都会に出て、思いがけず社長のホジンテイと情熱的な一夜を過ごすが、下心があると誤解される。その直後、ドンショソウは妊娠していることが発覚し、父親の医療費を払わなかったために病院から追い出された。その結果、父と娘は路上生活を余儀なくされ、リサイクル品の回収で生計を立てていた。生まれてくる孫のために未来を確保しようと決意した父親は、もう一度命がけで賃金を請求した。パニックに陥ったドンショソウは彼を救おうと駆けつけたが、自分も父親も悲惨な危機に陥っていた。その危機一髪のとき、ホジンテイは誤解を解き、ドンショソウが自分の子を身ごもっていることを知ると、間一髪のところで助けに来てくれた。家族全員が愛情をもって彼女を抱きしめた。