取り違えられた検査報告書 09

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家族の健康診断で、病院は義母チン・インと嫁シン・テイのカルテを取り違えた。そのため、胃がんを患っていたチン・インは健康だと勘違いし、シン・テイはがんと診断された。一方、真実を知っていたシン・テイは、夫のリン・エンが浮気をしている証拠を偶然見つけた。チン・インもリン・エンも、彼女の病状について治療を求めることにはほとんど興味を示さなかった。帰宅したチン・インは、シン・テイの旅立ちを早めようと辛い料理を用意した。絶望のどん底にいたシン・テイは、立場を逆転させることにした。彼女はチン・インにも辛い料理を食べさせ、食卓で流血沙汰になったが、チン・インは軽い胃炎だと言い張った。シン・テイはその後、劇団から役者を集め、カ・イを10億の遺産を持つ裕福な叔母役にキャスティングし、家族の財産を取り戻す計画を練った。その策略にまんまとはまったチン・インは、財産を自分のものにしようと躍起になった。これを利用して、シン・テイはカ・イの帰国後に宴会を仕切り、そこでチン・インはカ・イへの贈り物として家を売ることに同意した。シン・テイは、今度の誕生日パーティでチン・インが遺産の分け前を受け取ることを約束した。しかし、誕生日パーティー当日、シン・テイは延期を発表。イライラしたチン・インの体調は悪化した。彼女が病院に運ばれたとき、シン・テイの事前の手配により、誰も彼女の病気に気づかなかった。ホームレスとなり、絶望したチン・インとリン・エンは、愛人のオウ・レイの家に身を寄せた。リュウ兄が彼らを探し出し、チン・インにチリウォーターをボトルごと飲ませたのだ。ついに誕生日パーティーの日がやってきた。チン・インとリン・エンは楽しみに出席したが、カ・イが遺産は全額寄付すると発表した。同時にオウ・レイが現れ、リン・エンとの離婚を宣言した。圧倒され動揺したチン・インは再び入院し、この時ようやく自分の病気の真相を知った。チン・インはリン・エンにオウ・レイと離婚し、彼女の資産を使って治療費を支払うよう求めた。この動きを見越して、シン・テイとオウ・レイは手を組み、リン・エンを誘惑するために演劇俳優を呼び寄せた。またしてもリン・エンは彼らの罠にはまり、進んでチン・インと離婚し、何も持たずに去っていった。結局、リン・エンもチン・インも手ぶらで帰ることになった。リン・エンはリュウ兄に引きずられて殴られ、チン・インは末期の胃病を患い、後悔の念にさいなまれた。