彼らの戦争、二人の星見 02

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十年前、ヴォラスの王子カエルムとライサラの王子セレンは、「星見の台」で愛の誓いを交わした。しかしセレンの父コラスがカエルムの故郷を襲撃し、一族を皆殺しにする。コラスはセレンに、カエルム自身を殺すよう命じた。セレンは致命傷を避け、彼を逃がす。十年後、仮面の男が艦隊を率いて戻り、コラスを殺す。その男こそカエルム。彼はセレンを奴隷にするために来たのだ。血に塗れた誤解が、今、解かれようとしている――。「君は俺を殺さなかった。だから俺は、君を奪いに来た。」